私がその辺のピアノをポロリポロリと弾いていると……
私がハープで昔の流行り歌なんか奏でてみると……
そうなんです。
仕事とかギャラとか関係なしに私は楽器を弾くのが楽しくて仕方がないのです。
だから、あなたにもその楽しさや幸せを味わってほしいと思っています。
楽器の面白さとか楽しさっていうのは難易度に比例していると思うんですよ。
簡単な楽器、簡単な曲ってわりとすぐに飽きてしまう。
ちょっと難解で、練習も必要な曲だと弾いていて面白くて弾きこなせることが楽しくて
時間を忘れてその間幸せに浸っているのです。
上手に弾けなくたっていいんです。
自分の指からこの大好きなメロディやハーモニーが発せられている幸せ。高揚感。
だから私はできるだけ最短距離で皆さんのハープをこのレベルまで持ってきてあげられるようにお伝えしてます。
まるで未知の分野を学び始めて
まず一つの区切り目が、自分一人で習ったことを振り返り個人練習できるレベル。というところ。
独りで反復、復習できるようになってきたらもうしめたもの!
やりたい曲のピックアップ始めてください。
あなたが弾けるように楽譜もアレンジしてお渡ししますから
もう「自分弾けてる!楽し~!幸せ~!」はもうすぐです。
私の好きな漢詩に王維の「竹里館」があります。
独坐幽篁裏 竹やぶの中に一人で座る
弾琴復長嘯 琴きんを弾き、声を伸ばして朗詠する
深林人不知 深い竹林の中にいる私に誰も気づかない
明月来相照 明るい月だけがやってきて私を照らす
この漢詩には「楽しい」とも「幸せ」とも書いてませんが
琴を弾く者には解る長時間途切れることのない高揚感が読み取れるのです。
ハープにしろピアノにしろ好きな曲は何万回も弾いてますからもう
楽譜など完全に頭に入っています。というよりは指が覚えています。
弦や鍵盤を目の前にして両手がその曲を再生します。
文章にするとたったこれだけのことだけど。
それがなんと楽しいことでしょうか。
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